初夏の北海道を満喫!! 上川&留萌エリア・ドライブコース

一年を通じて美しい大自然と美味しいものを楽しめる北海道ですが、中でも7月はドライブに最適な季節です!! カラッとした初夏の青空の下、愛車やレンタカーで北海道を満喫してみるのはいかがですか?
 
今回ご紹介するのは、北海道第二の都市・旭川市を中心とした上川&留萌エリア。旭川は道都・札幌市から車でおよそ2時間、旭川空港は本州など全国各地からの路線が就航しているのでアクセスも便利です。

冬は一面の雪景色と厳しい寒さに包まれるエリアで、自動車やタイヤのテストコースも多く存在しています。横浜ゴムも旭川市に冬用タイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター(Tire Test Center of Hokkaido=TTCH)」を構えており、毎年氷点下の気温が安定的に続く12月末からY九年2月末までの厳冬期に冬用タイヤのテストを行っています。
 
そんな上川&留萌エリア、もちろん夏も北の大地の美しい自然、豊かな大地や海からの美味しい恵みがいっぱい!! 絶対外せない3つの“鉄板スポット”と、周辺の穴場をご紹介してまいります。
2022.07.08

1. 初夏の富良野、可憐なラベンダーと手作りの美味しさを訪ねて

富良野市は、国道237号を旭川市から小一時間ほど南へ走った場所に位置します。地図上で北海道の真ん中となることから「へその町」として知られ、冬場はウィンターリゾートとして世界中から観光客を集めています。そして、夏の観光で目玉となるのがラベンダー。7月上旬から中旬にかけてみごろを迎える紫の可憐な花は、“SNS映え”することも間違いなしですね。

 

鉄板ドライブコース

花言葉は「清潔」や「沈黙」、可憐なラベンダーは富良野観光の鉄板ポイント。

富良野市と、隣接する中富良野町、南富良野町、そして上富良野町には、いくつものラベンダー畑が点在しており初夏の富良野観光では絶対に外すことの出来ない“鉄板のスポット”です。

中富良野の「ファーム富田」や「中富良野町営ラベンダー園」、上富良野の「日の出公園」、富良野の「ハイランドふらの」、南富良野の「かなやま湖ラベンダー園」などが人気のスポットですが、開花情報などは各地の観光協会がウェブで発信しているので、参考にしてくださいね。

富良野観光協会

https://www.furanotourism.com/jp/

なかふらの観光協会

https://nakafukanko.com/

かみふらの十勝岳観光協会

https://www.kamifurano.jp/

南富良野まちづくり観光協会

http://www.minamifurano.jp/

穴場スポット① 畑の中に佇む一軒家、週末限定で売られているバウムクーヘン

観光地・富良野には、多くのスイーツショップが存在しています。初夏ならばラベンダーエキスの入ったソフトクリームが、観光客は必ず口にするところです。また、全国的に名を知られるお店もありますから、思わず目移りしてしまうことでしょう。
そんな中で穴場とも言えるのが、中富良野の「バウムクーヘンHASEGAWA」。


このお店を営む長谷川さんご夫妻は、ご主人のお父様が製菓製パン器具の製造をしており、バウムクーヘンオーブンも作っておられました。
その仕事を受け継いだご主人が自らもバウムクーヘンを焼いてみたいという夢を叶え、東京から中富良野へと移住してお店を開き現在に至ります。ホンモノの美味しさにこだわり、材料や製法にこだわるバウムクーヘン、御夫婦のやさしさも詰まった逸品ですよ!!

バウムクーヘンHASEGAWA

住所:北海道中富良野町東9線北12号
営業時間:9:00~17:00(金曜~日曜日)

穴場スポット② 北海道で知らない人はいない有名料理研究家のおむすび

天気の良い日にお出かけ、そのお伴と言えば「おむすび」。青空の下、北海道の大自然に囲まれて頬張る「おむすび」は、南富良野町にある道の駅でゲットすることをお薦めします。国道38号沿いにある「道の駅 南ふらの」、ここには道内最大級のモンベルストアも出店しており、室内でクライミング体験も可能です。

そして、この道の駅に2022年4月29日にオープンしたのが「ほしざわや故郷店」、北海道ではテレビ番組出演などで広く知られている料理研究家の星澤幸子さんのお店です。北海道産のお米と味噌にこだわったお結びと味噌汁、そして惣菜を販売しています。

ほしざわや故郷店

住所:北海道南富良野町幾寅687
営業時間:8:00~16:00
定休日:水曜日、年末年始、道の駅南ふらの定休日

南富良野町 - 道の駅南ふらの

https://www.town.minamifurano.hokkaido.jp/kyotenn-shisetsu/

穴場スポット③ 愛車でもレンタカーでも、富良野に行ったら走ってみたい“道”

「北海道はでっかいどう!!」というキャッチフレーズ、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。これを実感出来る道、そこをドライブコースに組み込めば北海道の雄大さを実感できることでしょう。
そんなドライブにお薦めの道、ひとつめは上富良野町の「ジェットコースターの路」。

国道237号を富良野市から美瑛町方向へ進み、深山峠の先で左折すると起点になります。ここからおよそ4.3km続く一直線の道、その車窓には田園風景と遠くに山々を望める素晴らしい景色が広がります。また、道はアップダウンがついていて、これこそが呼称の由来です。

そしてもう一ヶ所、同じく上富良野町にある「パノラマロード江花」もお薦め。

こちらは富良野岳を正面に望む方向に走るのがお薦め、その名の通りフロントガラス越しに拡がるパノラマは思わず息をのむ美しさです。
ともに走りやすい直線道路ですが、スピードの出しすぎと脇見運転をしないように要注意。農耕車両や地元のみなさんが通行していますから、安全運転で北海道の雄大な景色を楽しみましょう!!

かみふらの十勝岳観光協会 – かみふらの八景マップ

https://www.kamifurano.jp/information/pamph/

2. オロロンラインで、北海道の歴史も訪ねるシーサイドドライブ!!

札幌市の北隣にある石狩市から、最北の町・稚内市の手前に位置する天塩町までをつなぐ国道は「オロロンライン」という愛称がつけられています。

オロロンとは当地に生息するウミガラスのことで、その鳴き声からオロロン鳥とも呼ばれています。日本海沿岸を走るこの道は、夏の晴れた日には青い海と天売・焼尻などの島を望める絶景のドライブルート。旭川から高速道路を使っておよそ1時間半で留萌市へ、そこからオロロンラインを北上して初山別村まで足を伸ばすコース、美味しいものと驚きのスポットをご紹介していきましょう。

鉄板ドライブコース

北の海の幸、美味しい寿司でおなかも大満足!!

北海道といえば美味しいものの宝庫ですが、やはり新鮮な海の幸を堪能出来るお寿司は味わっておきたいところ。留萌市は漁業も盛んな町、水揚げ金額は一年のうち7月がおよそ4割と圧倒的に多く、たこ、なまこ、そしてウニが旬を迎えています。中でもウニは高級食材としても大人気、新鮮な採れたてのウニをたっぷり使った寿司や丼を頬張れば、口のなかいっぱいに幸せが広がること間違いなし!!

留萌市内には地元で愛されている寿司屋さんが何軒かありますので、ここは外せない必訪スポットですね。

穴場スポット①北海道開拓に尽力した、不屈の精神と先人の偉業に触れる

留萌市の北およそ40kmに位置する苫前(とままえ)町、この町のカントリーサインには可愛らしい熊の親子が描かれています。

そして役場前には「とままえだベアー」というシンボル、これは立ち上がった大きな熊のモニュメント。そして国道を離れて役場から内陸へ30分ほど走ると、そこは悲しい開拓の歴史が刻まれた地。道道1049号が行き止まりとなる三毛別(さんけべつ)、そこには巨大な熊が家を襲おうとしている場面が再現されています。

1915年(大正4年)にこの地に入植した開拓集落が熊に襲われ、多くの犠牲が出てしまいました。この悲しい事件を通じて、不屈の開拓精神と先人の偉業を後世に残すべく、当時の様子を復元しているのが三毛別羆(さんけべつひぐま)事件復元地です。

穴場スポット② 静けさの中で、かつての賑わいに思いを馳せる

北海道にはかつて多くの産炭地が存在し、そこで働く人たちが町を形成して賑わいを見せていました。しかし石炭から石油へのエネルギー転換により、昭和40年前後から炭鉱は次々と閉山して、道内に坑内堀炭鉱は釧路の一ヶ所を残すのみとなっています。閉山して人が離れた炭鉱跡は、まるでそこだけ時間が止まっているかと思わせる不思議な空間。

羽幌炭砿(運搬立坑)
羽幌炭砿(築別鉱煙突)
羽幌炭砿(貯炭場)

かつての賑わい、その跡は長い時間を経て自然へと帰りつつあります。羽幌町では、そんな炭鉱跡に観光資源として注目、遺構に説明看板の整備を進め、町の公式サイトで探訪マップを用意して訪れる人たちを歓迎してくれています。

羽幌町 - 観光パンフレット・マップ

https://www.town.haboro.lg.jp/sightseeing/pamphlet.html

穴場スポット③ 雄大な日本海に沈む夕陽と温泉を全身で浴びて旅を締めくくる!!

オロロンラインの沿線には温泉を備える道の駅がいくつかありますが、その中から初山別村の「しょさんべつ温泉 岬の湯」をご紹介しましょう。

しょさんべつ温泉 岬の湯

その名の通り豊岬に立地しており、目の前に日本海。みさき台公園には宿泊温泉施設やキャンプ場が整備されており、日帰り入浴営業も行っています。

大浴場には露天風呂も完備、夕暮れの時間帯には雄大な日本海に沈む夕陽を眺めながらのお風呂を楽しめます。また、地元の魚介を豊富に使った食事も好評、さらに公園内には日本最北の天文台もあり天体観望も楽しめますので、宿泊もぜひ検討してくださいね♪
 

しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯

http://www.misakinoyu.com/

しょさんべつ天文台

http://www.vill.shosanbetsu.lg.jp/shtenmon/

3. 国道40号を北に向かえば、そこには北海道の原点が

旭川市と最北の稚内市をつなぐ国道40号、このエリアは寒さが厳しい地としても知られており、自動車メーカーが耐寒試験などを行うテストコースも点在しています。士別(しべつ)市までは道央自動車道が整備されており、士別剣淵インターチェンジは「日本最北の料金所」となっています。北海道の真ん中を縦に走るドライブコース、いろいろな発見、そして北海道の原点を訪ねる旅をご紹介していきましょう。

鉄板ドライブコース

触れ合いと美味しさで、羊たちと過ごす時間を楽しもう!!

道北の士別市は町を挙げてサフォーク種という羊の飼育に取り組んでおり、いまでは日本一の飼育数を誇っています。市内の「羊と雲の丘」は広い放牧地で羊たちがのんびりと過ごしている姿を間近に楽しめ、餌やり体験も可能。

さらに、「世界のめん羊館」には13種類の羊が飼われており、こちらも羊たちとの触れ合いを楽します。一口に羊といっても、それぞれ種類の違いを知って驚くこと間違いなしの貴重な体験を楽しめますよ。

 

また、お盆などにはシープドックショーやトラクタークルージングなどのイベントも盛りだくさん。もちろんレストランでは貴重なサフィークラムを味わうことも出来ますから、ドライブのお昼ごはんスポット筆頭候補にもなりますね。

羊と雲の丘

https://hitsujitokumo.net/

穴場スポット① 道民のみなさんにも一度は訪れていただきたい北海道の原点

みなさんは、北海道という名称の由来をご存じですか? 幕末の探検家である松浦武四郎が名付け親とされており、その由来は1869年に明治政府へ提出された意見書に記された「北加伊道」にあるのです。

蝦夷地と呼ばれていた地を改称するにあたって、道路開さく調査で各地を訪れた松浦が、現在の音威子府村で地元のアイヌ古老から聞いた「カイナー」という言葉の意味が、「この国に生まれたもの」を意味する「カイ」と、敬語という「ナー」であることを知り、これを参考に日本の北にある「カイ」と旧領土を指す「道」をつけて「北加伊道」という名称を提案したのです。こうした記録を基に、音威子府村(おといねっぷむら)筬島(おさしま)地区の天塩川河川敷には、北海道命名之地を記念する碑が設けられています。

穴場スポット② 鉄道ファンでなくとも必見、北の鉄路を支えた迫力のキマロキ編成

北海道の開拓、その後の発展を支えてきた鉄道は、北の厳しい冬も人々の生活を支え続けてきました。そんな北の鉄道に欠かせない存在が除雪車、往年の鉄路を守ってきた「キマロキ編成」と呼ばれる除雪車が名寄(なよろ)市に保存されています。

鉄道車両はその種別を表す略称があり、機関車の「キ」、雪壁を崩してかき集めるマックレー車の「マ」、雪を遠くに飛ばすロータリー車の「ロ」を組み合わせたものが「キマロキ編成」。日本では唯一、編成として現在も保存されているのが名寄市北国博物館のもので、いまも往年の勇姿を間近に観察することが可能です。

穴場スポット③ 日本にも万里の長城があること、ご存じでしたか?

万里の長城といえば、世界遺産にも指定されている中国の長大な城壁。始皇帝の時代に、それまで存在していた長城を一体化して再編され、現在も残るかたちになっていったそうです。そんな万里の長城が、なんと日本にもあるのです。

ところは北海道下川町、こちらにある万里の長城は中国のものの1万分の1ほどにあたる全長2kmほど。1986年に作り始められ、全て人の手でひとつひとつの石を積み上げて、15万個以上で構築されています。町の開拓100年目となる2000年に完成、記念式典には当時の中国総領事も訪れてお祝いを述べたという本家の“お墨付き”です。

町民のみなさんが手作りで築き上げた長城、のんびり散策してみてはいかがですか?

まとめ

この夏お薦めの北海道ドライブスポット、いかがでしたか? 北海道は道路も広く走りやすいので、愛車でもレンタカーでも気持ちよいドライブをお楽しみいただけること間違いなしです。各地に設けられている道の駅も活用して、無理のないドライブプランを組んで安全運転で満喫してくださいね。

この記事を書いたライター

斉藤 武浩(さいとう たけひろ)

モータースポーツや自動車関連イベントなどの取材を通じて全国を自分の車で飛び回っており、年間の走行距離はおよそ4万km、ホテル宿泊数は100泊以上という生活を続けている。Webサイトのディレクションの他、コンテンツづくりのためのレポート執筆や写真撮影も行っている。

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横浜ゴム株式会社
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