
りんごの街でアップルパイを食べ歩き! 弘前市アップルパイ巡りのすすめ
今回の食べ歩きも、ずばり自分への甘やかし。りんごの街として名高い青森県弘前市で、アップルパイ食べ歩きます。りんごのコンポートはしゃきしゃき、それともトロトロ? サクサク生地もあればしっとり生地もある、奥深いアップルパイの世界をのぞき見しちゃいましょう。

なんと47種類も! りんごの街のアップルパイ
りんごの生産量日本一を誇る弘前市。日本を代表するりんごの街で、アップルパイガイドマップが配布されているのをご存じでしょうか。その名も『弘前アップルパイガイドマップ』。市内で提供される47種類(!)のアップルパイが掲載されています。
*入手は市内の観光案内所やWebサイトから。
市内の観光コンシェルジュによる「甘味・酸味・シナモン」の独自の5段階表示や、試食の詳細な感想など、丁寧に調査されているのもガイドマップの注目ポイントです。読んでいると何やらお腹が減ってきました……。それでは空きっ腹とともに街へ飛び出しましょう!
みんな違ってみんな良い。個性豊かなアップルパイずらり
全47ヶ所あるアップルパイ店から、今回は3ヶ所をピックアップ。ゆるりと歩きつつ、とことん堪能してみましたよ。
ここはパリの街角!? ル・ブルジョン
土手町通りから一本中に入った場所に位置する「ル・ブルジョン」は、フランスで伝統菓子を学んだパティシエのお店。本格的なフランス風スイーツが味わえます。外観のテラスはまさにパリの街角。テイクアウトも良いですが、季節がよければテラスで頂くのも一興です。

ル・ブルジョンのアップルパイの注目ポイントは、自家製りんごのコンポートです。しっとり濃厚に煮詰められているりんごに思わずきゅん。パリパリ・サクサクのパイ生地もりんごの食感と相まって、非常に良い仕事をしています。

驚きのザクザク生地! ル・ショコラ
県道3号線沿いにある「ル・ショコラ」は、なんてったって生地が凄まじい! 「何事か!?」と思うほどパリパリザクザクした生地が包むのは、ぎゅっと味が詰め込まれた紅玉の焼きりんごと、甘酸っぱいアプリコットジャムです。

こちらもイートイン可能で、おしゃれな雰囲気の中いただくことができます。一方であまりにもサクサクなので、ぽろぽろと生地がくずれてしまいがちに。焦らず丁寧にいただきましょう。落ち着いて、アップルパイは逃げません!
パン屋さんのアップルパイ オーブンフレッシュ 白銀堂
パン屋さんが作り上げるアップルパイは、やはり洋菓子店とは一風違います。

しっとり目のデニッシュ風味の生地には、フジのフレッシュなコンポートがぎっしり。バターの風味も濃厚で、全体的に甘めなつくりになっています。
ひとつ160円というリーズナブルな価格も魅力。さらに毎朝6時より営業しているので、朝のお散歩にもうってつけです。

とはいえ47ヶ所のアップルパイを、旅行中にすべて味わうのは至難の業です。カロリー的にもかなり怖いことになってしまいそう。アップルパイ食べ歩きの楽しみ方は人それぞれ。事前に気になるところをチェックして直行するのも、現地をぶらぶら歩いて気になったところに入ってみるのもOKです。
一期一会ならぬ、リンゴ一会? りんごの街でお気に入りの一品と出合えますように。
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