【北関東道】太田強戸スマートIC&PAのスポット情報。絶品グルメやお土産まで

群馬・栃木・茨城の北関東3県をつなぐ北関東自動車道に、新寄り道スポット「太田強戸(おおたごうど)パーキングエリア(PA)・スマートインターチェンジ(IC)」が誕生しました。ここだけの必食グルメやお土産など、今週末のお出かけに寄ってみたいスポット情報をご紹介します。
2018.08.01

北関東自動車道をつなぐ新たなスポット

太田桐生ICと太田藪塚ICの間にオープンした「太田強戸PA・IC」。周辺地域へのアクセスがぐんと良くなった上に、ゆっくり途中休憩できる場所がひとつ増えました。

まずは太田強戸PAの基本スペックをみてみましょう。駐車スペースは西行き・東行きそれぞれ108台*、中央部の建物にはレストラン&ショップとトイレがあります。
*小型車:62台、大型車:37台、バス:5台、トレーラー:2台、身障者用:2台

また一般道からアクセスも可能です。車で直接乗り入れることはできませんが、場外の臨時駐車場に駐車し、5〜10分ほど歩いてアクセスします。
お手洗いの数も女性は約46個と、混雑時にも非常に心強い設計になっています。さらに子供用トイレやパウダールームなど、ちょっぴり嬉しい心遣いも。

子供用トイレにはぐんまちゃんと太田市のマスコットおおたんが

太田市にゆかりのある寺院仏閣をイメージしたシンボルゲートを中心に、フードコート&ショップスペースが広がります。自然光が降り注ぐ全面採光により、開放感も抜群の心地よいスペースです。

広々としたレストランスペース。全108席

さらに正面の壁面には上州八王子丘陵を表現しているのだそう。さらに外にはちょっとした庭園や、枯山水のような床面も。細部までとことん気を使ったデザインも見所のひとつです!

上州の味覚をいただきます。必食「特製トンテキ&ひもかわうどん」

うどんやそばなどオーソドックスなメニューのほかに、太田強戸PA限定のメニューも完備! ここではhello world編集部が選んだ「一度は食べたいPA限定グルメ」をご紹介します。

ガッツリ240gの豚ロース! 圧倒的満足度!「上州麦豚トンテキセット」

ライブキッチンから見えるのは鉄板の上で焼かれる分厚い豚ロース肉。思わずよだれが垂れたのならば、迷うことなく「上州麦豚トンテキセット(¥1,680)」をオーダーしましょう。1枚120gの豚ロースを2枚焼き上げる様はまさに圧巻! 濃厚な特製ソースかあっさり塩だれ、好みの味付けを選びます。」

写真は特製ソース味。ニンニクがガツンと効いてスタミナ満点

大きめにフォークで切って一口。あっさりしながらも柔らかい赤身と、濃厚ながらもしつこすぎない脂身に思わず笑顔になります。両方の味を楽しむならば、2人でそれぞれの味付けを注文するのが得策かも。

群馬県人のソウルフード? ひもかわうどん

箸で持ち上げれば、その様まさに“いったんもめん”。いいえ、違います。「ひもかわうどん」です。ひもかわうどんとは群馬県で愛される郷土料理のひとつで、薄く幅広の麺が特徴です。

ひもかわうどん 舞茸天ぷらセット(¥980)

試しに「あれ、これほうとう?」と群馬県人に聞いてみてください。
「違う、ひもかわうどんだよ!!」
と、少しムッとして返答されることうけあいです。(筆者体験談)

つゆにさっとうどんをくぐらせて、一思いに啜ってみてください。驚異的なつるつるシコシコレベルに思わず驚いてしまいます。これはうどんというよりも、別ジャンルを設けた方が良さそうです。
「運転ばかりで、あまりお腹空いてないの…」という人にもオススメのひもかわうどん、「太田強戸PA」に来たのならぜひお試しあれ。

パンケーキ×どら焼きの新感覚スイーツ「パンどら」

商業施設の外にある「ヨリミチカフェ」では、スイーツやドリンクなど小腹にぴったりな手軽フードを販売しています。もちろん食事後の別腹にも!
中でも甘党さん必見なのが「パンどら」です。特徴はずばり、しっとりフワフワのどら焼き生地。これはもはやパンケーキ? いやシフォンケーキ? と錯覚するほどの柔らかさです。実はこの生地、「ヨリミチカフェ」のためだけに作られた特製なのだそう。

「パンどら つぶあん・生クリーム・季節のフルーツ(この日はマンゴー)」¥300

「購入してすぐ食べる人もいれば、運転しながらゆっくり食べる人もいる。PAを利用するお客さんの色んなケースを考えて、5時間経っても変わらないふわふわ感を求めました。完成するまで100回以上は試作を作り直して試行錯誤しましたよ……」
と商品開発担当者も語るほど。不朽のふわふわ感を味わってみてください。

さらに筆者的オススメは「いちごミルク」です。

写真左:「いちごミルク」¥380

濃厚な東毛酪農の牛乳の中にいちごソフトクリームが浮かび、底には果実のプチプチ感満載のいちごソースがたっぷり。溶かしながら徐々に変化する味わいを楽しんでいただく、まさに時間が作り上げるスイーツです。甘すぎずアッサリとした酸味も効いており、甘いのが苦手な方でもごくごく飲めちゃいます。

“ここだけ”のお土産も忘れずに

地元の太田市を中心に、北関東や甲信越地方の特産品がズラリと並ぶショップ。そのなか忽然と光り輝くのは「太田強戸PA限定商品」の文字が付いた限定商品2点です。
一つ目「大和芋使用スイートポテト」は、濃厚な大和芋が舌に絡みつくデザートです。コーヒーとの相性は抜群! お土産としても喜ばれること間違いなしです。

二つ目は「東毛酪農牛乳ブレッド」です。ふんわりミルクの風味香るパンは、お土産のほか自宅の朝食でも大活躍してくれそうです。

まとめ

北関をつなぐ「太田強戸PA・IC」は、いつものお出かけに変化を加えてくれる嬉しいエッセンスとなりそうです。今週末は密かに“アツい”群馬へ足を伸ばしてみてはいかがでしょう。

この記事を書いたライター

大城実結


フリーランスライター・編集者。自転車や地域文化、一次産業、芸術を専門に執筆している。紙雑誌やWeb媒体問わず活動中。イラストや漫画も発表。月の半分は日本のどこかにおり、その土地の温泉や酒、食材に唸る日々が続く。

Webサイト:miyuo10qk.wixsite.com/miyuoshiro



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