夢野忠則
「座右の銘は、夢のタダ乗り」と語る謎のエッセイスト兼自動車ロマン文筆家。
愛車は一万円で買った90年式のVWゴルフ2と数台のヴィンテージバイク(自転車)。最近は「高度経済成長期における日本のモノづくりの記録」と称して、昭和の国産カメラの収集にはまっている。
Q.どんなシチュエーションでどんなドライブミュージックを楽しみますか?
クルマは走るカラオケボックス!そうは見えないとよく言われますが、じつは恥ずかしがり屋なので、人前で歌ったりするのは苦手。というわりには歌いたがりで、だからドライブ中はひとりでステアリングを叩きながら、好きな曲に合わせて歌いまくっております。となると、やはり洋楽よりも邦楽で、J-POPなんて言葉がまだなかった頃の、つまりは昭和歌謡がメイン。気がつけば信号待ちで、となりに停まったクルマの運転手さんに笑われてたりするけど、そんなあなたも昭和歌謡、嫌いじゃないでしょう?
Q.おすすめドライブミュージック・アルバムを教えてください。
おすすめアルバム:『BO&GUMBO』ボ・ガンボス
伝説のロックバンド、ボ・ガンボスのファーストアルバム。最初から最後までステアリングを叩く手が止まらないノリノリの曲が続きます。♪おれたちゃクルマ飛ばして、海の見えるほうへ。窓開けて風に巻かれて、君の家のほうへ。トンネルぬけて…♪少し寂しいひとりドライブに「トンネル抜けて」で泣いてください。