ADVAN clubリモート座談会レポート(ADVAN NEOVAの回)

長い長い外出自粛ムードのトンネルも、やっと抜け出したというところでしょうか。

クルマ大好きなアクティブな皆さんは、この期間をどう過ごしたのか、クルマをどのように愛しているのか、いろいろなお話を伺ってみたいと思い、ADVAN clubメンバーの方々とリモート座談会を行いました。

「ああ~、わかるわかる!」というご意見があるでしょうか?

座談会をダイジェストでまとめましたので紹介いたします。
2022.06.03

ADVAN NEOVAの回(2022年4月実施)

現在ADVAN NEOVAをご使用の方、あるいはご興味のある方にご参加いただきました。

参加者紹介

hiroさん 30代 埼玉県

  • 愛車遍歴:GC8、FD3S、180SX、7thアコードワゴン、WRX(VAB)
  • 現在、某社スポーツタイヤ装着。過去にAD08Rを履いていた
  • 単身赴任中。相模湖、秩父などへドライブ

 

タクさん 50代 千葉県

  • 愛車遍歴:AE86×3台(3回)、AW11、GC、GD、ルーテシアRS
  • 現在、某社スポーツタイヤ装着。過去にAD08R装着
  • ミニサーキット、筑波、富士SWなどによく出かける。観るではなく走る方の趣味。

 

しょうさん 30代 静岡県

  • 愛車遍歴:トゥディ、R33スカイラインターボ(セダン)、現在Z33でジムカーナ参戦中
  • AD08R、A052を使用
  • ジムカーナ神奈川シリーズのチャンピオン。横浜ゴムのスカラシップ制度を利用

 

聞き手:横浜ゴム(株)消費財製品企画部 不破、伊藤

1.まずコロナ禍で「外出を控える」という、クルマ好きには辛い時期がありましたが、その間クルマとはどう接していましたか?

【hiro】サーキットにはたまに行くようなタイプですが、その機会も減り、オンラインゲームをやってましたね。数年前に国体e-sportsプログラムのグランツーリスモにチャレンジし、都道府県の最終予選あたりまで行ったんですよ。でも単身赴任になってオンライン環境が整わず、しばらくやっていない間に抜かれました。

あとは最近「アセットコルサ」にもハマってます。首都高、峠、海外のサーキットが走れるので楽しいです。

【タク】 外出が減り走行距離は減りましたね。私も仲間内でオンラインゲームを始めたんです。(グランツーリスモ)。バーチャルなカーライフが始まって、またつながりが生まれたりして楽しんでます。

ちなみにバーチャルで速いやつはリアルのサーキットでもやっぱり速いですね。次に何が起こるかをバーチャルで知っているので速いんでしょうね。恐怖感の経験も無いし。でも恐怖感を知っているオジサンも負けないぞ、という気持ちはあります (キリッ!)

アセットコルサは仲間内ではやっている者はいますけど、まだそこまでは手を出してないですねぇ。いい練習になりそうですよね。

【しょう】 ジムカーナも中止になったりしたので、地元の、知る人ぞ知るドライブスポットを巡ったりしてました。対向車がすれ違うのに大変なほどの狭い道を進んだ先に小さい瀧があったりして。

人出も少ないので2台分しかない駐車場にも停められましたし。そういう人込みを避けた場所を探して気分転換をしていました。

―しょうさんはリアルでの競技者ですけど、オンラインゲームはどうですか?

【しょう】グランツーリスモ4以降はやっていないんですよ。でも今はグラフィックもすごくキレイで、性能面以外にも見た目のカスタムも出来るので本当のカーライフのようですごく楽しそうです。ハマると怖いので手を出していないです(笑)。
でもやはりサーキットを走られてる方もオンラインで練習している人いますよ。

2. スポーツタイヤの選び方、使い方、そして求める性能は?

【hiro】ストリート用とサーキット用と2セット持っていて、サーキットには専用のタイヤを選んでます。タイヤとフロアジャッキを積んで現地に行って履き替えてますね。サーキット用には以前はA052を着けてましたが、今はたまたまヨコハマではない某国産タイヤを着けてるんですけど、筑波で1分フラットが出ました。 (-すごい!)

でも求める性能は一発の強さ(速さ)よりはライフですね。プロじゃないんで一発でタイムを出すことは難しいし、何LAPかアタックするうちに走りを修正しながらタイムが出せればいいので、ライフがあって何度もTRYできることが重要です。その意味でもA052よりAD08Rの方が好きですね。

【タク】最初、タイムが出るタイヤが欲しかったんですよね、サーキット走行なので。それでA052を着けて驚いたんですよ、タイムが出るわ出るわで。次のタイヤでもう一回A052かAD08Rで悩んだ時に、仲間にA052はもったいないと言われ、それでAD08Rで練習してたんです。今は某海外タイヤを着けていて、ライフは短いんですがタイムは出ます。でもタイムは出るけどすぐに減るというのも、、、。

NEOVAはコントロール性も良いので、そういうバランスをチューニングしてもらえるとありがたいです。次はAD09を着けたいです。

【しょう】ジムカーナではルールによってタイヤを選ぶので、今はA052を使っています。超ハイグリップでタイムは出るので勝てて楽しいですが、むしろAD08Rのようなタイヤの方がミスも出るので面白いし、練習になるんです。ルールが変わればAD09にしたいぐらいです。

A052はコントロール性が良すぎてロックしても外まで滑って行かずに止まるんでタイムが出るんですね。私はもっと練習になった方がいいなぁと。あと競技で使うとなると本番で必ず晴れるとは限らないので、WET性能は大事ですね。

今年発売した ADVAN NEOVA AD09

3. 今は「なかなかクルマが流行らない」と言われています。どうお感じでしょう?

【hiro】社会の問題としては日本の税制度がありますよね。例えば新規登録から13年たったクルマは税が増額されるとか。それで手放すことになると、そりゃいいクルマは海外に流れて行きますよね。海外では長く乗るほど減税される国もあるとか? なので制度の見直しなども考えて欲しいです。

あとはスポーツカーも1社、2社がリリースしても他社が追随しないですし。。。もっと盛り上がって欲しいですね。

【タク】会社でレンタルカートで遊ぶんですよ。マリオカートは若い人も知っているので「あれと同じだよ」と言うと集まってきます。ゲームで知っているとリアルでも興味は沸くんでしょうね。

サーキットにみんなで行く時は「タイムが重要」ではなくて「レクリエーションで楽しむ」ことを優先してます。例えば「写真」。若い人やカップルなんかはSNSに映える写真を上げることを楽しんでいたり、オジサンたちは自分のクルマを撮ってもらうと単に喜んだり(笑)、世代を超えて盛り上がりますよ。

カーボンニュートラルなどの難しい課題もありクルマの活性化は簡単ではないですが、メーカーの努力に任せるのではなく自分たちでも楽しさを啓蒙していく事が大事だと思っています。

【しょう】年代が上の方は確かにクルマが好きな方が多いし、自分の年代はそれが限定されているのは事実です。でも例えばモータースポーツもD-1からGTまで、いろいろなジャンルやファン層が増えているので、一概に人気が低下だとは思わないです。

サーキットで自ら走行するにはお金のことで大変ですね。ここはシビアな問題として人気や興味は低下していると思います。自分でやるモータースポーツはハードルが高いですね。

仮に都内だと競技車両の置き場所も無いし、、、。そう考えるとゲームで運転を楽しむことでもぜんぜんOKと思います、腕は上げられるので(笑)。

(イメージ)

4.最後に、仲間との話題とか、見ているサイトやYouTubeなど教えてください。

【hiro】私は二級整備士免許を持っていて、足回りの交換など頼まれれば請け負います。クルマに関してはいろいろな相談は受ける方で「業者」と呼ばれています(笑)。

最近、板金屋さんがやっているYouTube(車の板金塗装レストアGT)が面白くてハマっています。整備は出来るので、次は塗装や組付けをやってみたいんですよ。

車の板金塗装レストアGT(Youtubeチャンネル)

ーhiroさん、クルマ一台作れますね?(笑)

【タク】私はクルマ好きを増やすために間口を広げるアイスブレイクの役目です。VIPカー、アメ車、SUVなど相手の志向を把握してそれに合う話題を振ったりして盛り上がります。

人間は競争をするので、モータースポーツは形は変わったとしても無くならないと思うんですよね。新しい楽しみ方が出てくることが楽しみです。

情報はその都度検索ワードを思い付いて、いろいろと調べる感じですね。あとノブさんのチャンネル(NOBチャンネル)は見てます。

NOBチャンネル(Youtubeチャンネル)

【しょう】学生時代の仲間と、これからのクルマはどうなる?という話で盛り上がります。EVは果たしてエコなのか?リチウムイオンは捨てる時の環境負荷が大きい?とか。次のクルマの話も盛り上がりますね。

情報はFacebookやTwitterで企業オフィシャルの情報を見てます。YouTubeは谷口ノブさんのチャンネルは好きですね。あとビデオ・オプションの昔の企画が動画に上がっていて、めちゃくちゃ面白いです。

VIDEO OPTION Channel(Youtubeチャンネル)

最後に

スポーツタイヤユーザーの皆さんは、コロナ禍でもクルマを楽しむ工夫、クルマ人気が変化しても自分なりの工夫と、熱い想いを感じました。

今回はADVAN clubの方々とリモートでの座談会をやってみましたが、今後また、色々なカタチで一緒にコンテンツ作りを行いたいと思います。

ADVAN club 公式サイト

https://www.advanclub.com/

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