茨城工場(IP)

事業内容

高圧ホース、シーリング材の製造

敷地面積

152,000㎡

従業員数

315名(2020年12月末)

所在地

〒319-0198 茨城県小美玉市羽鳥西1番地

相談・苦情などの受付窓口

工場管理課 上村 唯史
TEL:0299-46-1111 FAX:0299-46-0235
メールアドレス:tadashi.kamimura@y-yokohama.com

工場長ご挨拶

前田 松太郎

茨城工場は、1973年日本最大規模の高圧ホース専門工場として操業を開始し、1997年には建築用シーリング材工場を稼働して今日に至ります。

当工場は、当社YX2023の基本方針に基づき、「トップレベルの環境貢献企業」達成に向けた施策に取り組むとともに、茨城の豊かな自然との調和・融合と、その共生を目指し、地域貢献・社会貢献を行うことを環境方針に加え、各種の活動を推進しております。産業廃棄物の削減については、工程内不良削減をテーマとしたチーム改善活動の強化や、材料・設備の管理レベルを向上することにより成果を上げています。省エネルギー活動では、省電力タイプの機械設備への更新、省エネの意識付け、ペーパーレス化などを全員活動で、積極的に展開しています。こうした活動が評価され、県が実施するエコ事業所登録制度において最高ランクのAAAを維持しています。
また、2008年に開始した工場内の植樹は2012年に計画完了しておりますが、育苗活動は継続しており、近隣地域の催しなどで苗木の提供を行っております。

さらには2013年より開始した生物多様性活動では、工場内の野鳥観察、昆虫観察、植生生物調査、そして工場排水出口の園部川の水質、水生生物の調査を年3回実施し、工場排水による自然への影響調査を行っております。これらの活動を地域社会へもPRし、コミュニケーションの向上を図っています。
この生物多様性保全活動が認められ、2019年にABINCより「いきもの共生事業所®」として認定をいただきました。茨城工場は今後も環境マネジメントシステムをさらに強化し、環境貢献への取り組み、環境トラブルの防止を全従業員参加型の活動で進めていきます。

組織統治

意思決定プロセスと構造

工場安全文化の構築として、下記3項目を設定しています。

  1. あいさつをしっかりしよう
  2. 身だしなみをしっかり整えよう
  3. 指差確認をしっかりしよう

安全・環境・品質の工場方針は、会社の方針に基づいて設定しており、方向性については、会議体において決定しています。

人権

調達先の人権配慮

2020年2月に第9回はコロナ禍の為、調達先の皆様に勉強会資料を送付し資料内容についてのアンケートを回収しました。今回の内容は次の6項目でした。①「横浜ゴムのCSR活動方針」②「グリーン調達ガイドライン」③「職場安全について」④「情報セキュリティについて」⑤「コンプライアンス違反事例の紹介」⑥「仕入れ先様とともに取組むサステナビリティ」

苦情解決

コンプライアンス推進室への報告・相談はありませんでした。

労働慣行

安全・健康な職場環境づくり

従業員、協力社員の安全と健康の確保が企業活動の基盤であるとの認識のもとに、安全、快適で健康な職場を実現するための手段として、JISHA(中央労働災害防止協会)方式適合OSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を取得、2019年更新審査を受け認証継続し運用しています。
各職場での安全管理と月々の安全衛生委員会でのフォローを実施。工場内の設備の本質安全化のため、昇降シリンダー、回転物等動力部位での挟まれ・巻き込まれリスク改善と、基本作業(メス・ナイフ、ドラム運搬、フォークリフト、クレーン作業)の教育訓練と力量評価を重点に取り組んでいます。
また、従業員のほとんどが自動車通勤であるため交通安全教育にも力を入れ、外部講師を招き安全運転講習会を実施し安全運転と事故防止に努めています。

サークル活動

自分の職場をより快適に働きやすくするためにサークルによるTPM活動を行っています。定期的に改善成果の発表や掲示板コンクール等のイベントを開催して活動の活性化を図っています。

人材育成・訓練

新入社員・期間社員へは、先輩作業者をブラザーとして配置し、作業教育を行っています。1対1で教育を実施し、教育結果を振り返ることにより個人のスキルアップにつなげています。

障がい者雇用の推進

雇用促進のため、現在1名の障がい者の方が活躍しています。

仕事と生活の両立

水曜と金曜の週2日、定時退社日を設定しています。

環境

環境データ

温室効果ガス排出量の削減

温室効果ガス排出量

2010年度から、漸減しています。

  • 基準年:1990年を原則としていますが、京都議定書に準じてHFC、PFC、SF6は1995年としています。
  • 温室効果ガス(GHG)の算定方法:環境省・経済産業省発行の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」に準拠しています。
    なお、GHG算定は、環境大臣公表の契約電力会社別実排出係数を使用しています。

資源の有効活用/廃棄物の削減

廃棄物発生量

2006年度より完全ゼロエミッションを継続しています。

廃棄物埋立量

2007年度に再資源化100%を達成し、その後継続しています。

水使用量

年間40万トン使用しています。
取水源の内訳は、地下水が約90%、水道水が10%となっています。

水・大気・土壌への排出対策

水質汚濁にかかわるデータ

年間約43万トンを園部川に排水しています。

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 規制値 自主管理値 2020年度実績
平均値 最大値 最小値
pH 5.8~8.6 6.7~8.2 7.6 7.9 7.2
BOD濃度(mg/l) 10 6.5 1.7 5 1.0
COD濃度(mg/l) 10 5.5 1.6 4.4 1.0
SS濃度(mg/l) 15 5.0 1.0 1.2 1.0
鉱物油分濃度(mg/l) 3 0.8 0.5 0.5 0.5
土壌汚染

年に1回地下水分析(浅井戸)を実施しており、すべて法および小美玉市条例の基準値内であることを確認しています。

大気汚染物質(NOx、SOx)

年に2回測定しており、すべて法および小美玉市条例の基準値内であることを確認しています。

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 NOx SOx
排出量(t/年) 2.0 0.2
施設名称 項 目 規制値 自主管理値 2020年度実績
平均値 最大値 最小値
茨城工場
1号ボイラ-
硫黄酸化物(K値)
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん濃度(g/㎥N)
17.5
260
0.3
10以下
125
0.1
0.29
74
0.0025
0.29
77
0.003
0.29
71
0.002
茨城工場
2号ボイラ-
硫黄酸化物(K値)
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん濃度(g/㎥N)
17.5
260
0.3
10以下
125
0.1
0.35
66
0.0015
0.41
71
0.002
0.29
61
0.001
茨城工場
3号ボイラ-
硫黄酸化物(K値)
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん濃度(g/㎥N)
17.5
260
0.3
10以下
125
0.1
0.37
74
0.0015
0.48
75
0.002
0.26
72
0.001

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

副資材・補助材関係はSDSで対象化学物質の有無を確認し、PRTR法で定められた量の取り扱い物質について年1回、国(県)への報告と安全性影響度評価を行っています。
PRTR法に基づく取り扱い物質については、国内生産拠点の安全性評価表を参照ください。

騒音対策

毎月1回、工場敷地境界線15カ所で騒音測定を行い、小美玉市条例の基準値内(55db以下)であることを確認しています。

汚染防止

環境リスクの未然防止として、予想される緊急事態の訓練・テスト(重油タンクからの油漏れ、運搬中の溶剤缶の転倒等)を1回/年行っています。

産業廃棄物の削減取り組み

産廃物削減については、各工程職制を中心とした製品・半製品屑削減活動やゴミの分別を推進しています。製造工程で使用する廃プラスチックのリサイクルにより廃棄量の削減に取り組んでいます。

気候変動の緩和と適用

省エネルギー活動として照明のLED化、高効率エアコンやモーターの採用、断熱保温の水平展開を推進しています。
2月と8月に省エネ月間活動を実施し、全員参加の省エネ推進活動に取り組み、エネルギーの無駄に関する提案と改善を行いました。

環境保護・自然生息地の回復

当工場の排水を流している園部川に対し、生物多様性保全活動を2回実施しました。水質・水中生物・植物・鳥類などのモニタリングと植物・水中生物の外来種の一部駆除を行いました。
また、2019年から工場内では茨城県で準絶滅危惧種に登録されている「サシバ」という野鳥を環境保全の指標に掲げ、新たに「サシバ生育環境調査」を編成し、工場内の植生・小動物類(両生類・爬虫類)の調査を開始しております。
新型コロナウイルス感染症感染防止対策を取りながら今後も外来種の駆除やモニタリングを3回/年、継続して実施していきます。

水質調査

水質調査

水生生物調査

水生生物調査

サシバ生育環境調査

公正な事業慣行

法令順守の徹底

発注業務主従事者は下請取引改善講習会に参加しました。また、資材調達部主催の下請法勉強会に工場内の下請窓口担当者全員参加、法的要求事項について再度認識を深めました。

調達先での労働・安全・職場配慮

公正、透明、自由競争、適正取引を行っています。

コンプライアンス徹底

第9回CSR勉強会で、「横浜ゴムのCSR活動方針」「グリーン調達ガイドライン」「職場安全について」「情報セキュリティについて」「コンプライアンス違反事例の紹介」「仕入れ先様とともに取組むサステナビリティ」を共有しました。
社内教育として、「コンプライアンス職場学習」を実施(1回/月)しています。

消費者課題

苦情などへの対応

製品に関わる苦情が発生した場合は、迅速に現品を取り寄せ、調査、報告書を作成し、お客さまが納得していただけるよう対応しています。

コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

地域との共存共栄

計画していた生物多様性の住民懇談会は新型コロナウイルス感染症感染防止の観点から工場内での開催は見送り、書面にて実施しました。

雇用の創出

2020年度は工場近隣の高校より新入社員を6名採用しました。地域の高齢者の方の雇用促進を進め、現在シルバー人材センターから4名の方が活躍しています。

地域貢献

2020年度は新型コロナウイルス感染症流行の影響で、羽鳥ふれあい広場・小美玉市ふれあい祭り等のイベントやボランティア参加している大槌学園「ふるさと科」植樹会が中止となりました。
非営利型一般社団法人Silvaへ苗木の6月と11月に合計687本苗木の無償提供を実施しました。提供した苗木は湘南国際村めぐりの森事業・Silva農地等へ植樹されております。

Silva苗木提供

Silva苗木提供

生物多様性保全活動についての住民懇談会

生物多様性保全活動の住民懇談会を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の流行しており、書面にて実施しました。

地域社会とのかかわり

自治体および地域法人との交流を推進するため、法人会での意見交換を目的に、定例会議に参加し、市長・議員・各社幹部との情報共有化を行いました。(美野里地区企業連絡会主催 総会 2月6日 13社 25名書面にて参加)

工場見学

2020年2月に高校生のインターンシップの受入を実施しました。新型コロナウイルス感染症の流行状況を見ながら近隣地域とコミュニケーションを推進していきます。