茨城工場(IP)

事業内容

高圧ホース、シーリング材の製造

敷地面積

152,000㎡

従業員数

358名(2018年12月末)

所在地

〒319-0198 茨城県小美玉市羽鳥西1番地

相談・苦情などの受付窓口

工場管理課 上村 唯史
TEL:0299-46-1111 FAX:0299-46-0235
メールアドレス:tadashi.kamimura@y-yokohama.com

工場長ご挨拶

本開 盛道

茨城工場は、1973年日本最大規模の高圧ホース専門工場として操業を開始し、1997年には建築用シーリング材工場を稼働して今日に至ります。

当工場は、全社方針に基づき、「トップレベルの環境貢献企業」達成に向けた施策に取り組むとともに、茨城の豊かな自然との調和・融合と、その共生を目指し、地域貢献・社会貢献を行うことを環境方針に加え、各種の活動を推進しております。産業廃棄物の削減については、工程内不良削減をテーマとしたチーム改善活動の強化や、材料・設備の管理レベルを向上することにより成果を上げています。省エネルギー活動では、省電力タイプの機械設備への更新、省エネの意識付け、ペーパーレス化などを全員活動で、積極的に展開しています。こうした活動が評価され、県が実施するエコ事業所登録制度において最高ランクのAAAを維持しています。また、工場内の植樹は計画完了していますが、育苗活動を継続しており、地域の催しや震災の被災地の植樹活動へ提供しております。

さらには2013年より、生物多様性保全活動に着手し、園部川から霞ヶ浦までの水生生物の調査を開始しております。これらの活動を通して、地域社会とのコミュニケーションの向上を図っています。この生物多様性保全活動が認められ、2018年に開催された世界湖沼会議にて取り組み内容を紹介する機会を得ました。参加時に近隣の団体と触れ合う機会もあり、今後の交流につなげられたらと考えています。このようにして茨城工場は環境マネジメントシステムをさらに強化し、環境貢献への取り組み、環境トラブルの防止を全従業員参加型の活動で進めていきます。

組織統治

意思決定プロセスと構造

工場安全文化の構築として、下記3項目を設定しています。

  1. 3S(整理・整頓・清掃)を率先して行う
  2. 大きな声で「挨拶」を行う
  3. 指差呼称 職場で実践定着させよう

安全・環境・品質の工場方針は、会社の方針に基づいて設定しており、方向性については、会議体において決定しています。

人権

調達先の人権配慮

2018年2月に第7回CSR勉強会を開催し、調達先の皆さまに参加していただきました。今回は「弊社のCSRへの取り組みについて」「調達ガイドラインについて」「企業不祥事(コンプライアンス)について」「茨城工場におけるCSRへの取り組みについて」を説明しました。

苦情解決

コンプライアンス推進室への報告・相談はありませんでした。

労働慣行

安全・健康な職場環境づくり

従業員、協力社員の安全と健康の確保が企業活動の基盤であるとの認識のもとに、安全、快適で健康な職場を実現するための手段として、JISHA(中央労働災害防止協会)方式適合OSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を取得、安全衛生管理を実施しています。各職場での安全管理と月々の安全衛生委員会でのフォローを実施。今年は特に工場内の本質安全化のため、安全対策の水平展開を重点に取り組み成果を挙げています。また、従業員のほとんどが自動車通勤であるため交通安全教育にも力を入れ、外部の講師を招き交通マナー教室を実施して運転マナーのレベルアップを促す等で安全な運転者を育成し事故防止に努めています。

サークル活動

自分の職場をより快適に働きやすくするためにサークルによる改善活動を行っています。定期的に改善成果の発表や掲示板コンクール等のイベントを開催して活動の活性化を図っています。

人材育成・訓練

新入社員・期間社員へは、先輩作業者をブラザーとして配置し、作業教育を行っています。1対1で教育を実施し、教育結果を振り返ることにより個人のスキルアップにつなげています。

障がい者雇用の推進

雇用促進のため、現在2名の障がい者の方が活躍しています。
さらに雇用促進するためにバリアフリー化の改善を進めています。

仕事と生活の両立

水曜と金曜の週2日、定時退社日を設定しています。

環境

環境データ

温室効果ガス排出量の削減

温室効果ガス排出量

2010年度から、漸減しています。

  • 基準年:1990年を原則としていますが、京都議定書に準じてHFC、PFC、SF6は1995年としています。
  • 温室効果ガス(GHG)の算定方法:環境省・経済産業省発行の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」に準拠しています。
    なお、2009年度の電力購入からのGHG算定は、環境大臣公表の契約電力会社別実排出係数を使用しています。
  • 2011年度は決算期が4-12月となりましたので、2011年1-3月データを重複させて1-12月で集計しています。

資源の有効活用/廃棄物の削減

廃棄物発生量

2006年度より完全ゼロエミッションを継続しています。

廃棄物埋立量

2007年度に再資源化100%を達成し、その後継続しています。

水使用量

年間40万トン使用しています。
取水源の内訳は、地下水が約90%、水道水が10%となっています。

水・大気・土壌への排出対策

水質汚濁にかかわるデータ

年間約43万トンを園部川に排水しています。

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 規制値 自主管理値 2018年度実績
平均値 最大値 最小値
PH 5.8~8.6 6.7~8.2 7.7 8.2 7.3
BOD濃度(mg/l) 10 5.5 2.1 6.4 1.0
COD濃度(mg/l) 10 5.5 2.1 6.2 1.0
SS濃度(mg/l) 15 5.0 1.0 1.6 1.0
油分濃度(mg/l) 3 0.8 0.5 0.7 0.5
土壌汚染

年に1回地下水分析(浅井戸)を実施しており、すべて法および小美玉市条例の基準値内であることを確認しています。

大気汚染物質(NOx、SOx)

年に2回測定しており、すべて法および小美玉市条例の基準値内であることを確認しています。

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 NOx SOx
排出量(t/年) 2.7 0.4
施設名称 項 目 規制値 自主管理値 2018年度実績
平均値 最大値 最小値
茨城工場ボイラ- 硫黄酸化物(K値)
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん濃度(g/㎥N)
17.5
260
0.3
10以下
125
0.1
0.30
71
0.0025
0.67
87
0.004
0.13
57
0.001

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

副資材・補助材関係はSDSで対象化学物質の有無を確認し、PRTR法で定められた量の取り扱い物質について年1回、国(県)への報告と安全性影響度評価を行っています。
PRTR法に基づく取り扱い物質については、国内生産拠点の安全性評価表を参照ください。

騒音対策

毎月1回、工場敷地境界線15カ所で騒音測定を行い、小美玉市条例の基準値内(55db以下)であることを確認しています。

汚染防止

環境リスクの未然防止として、予想される緊急事態の訓練・テスト(重油タンクからの油漏れ、運搬中の溶剤缶の転倒等)を1回/年行っています。

産業廃棄物の削減取り組み

産廃物削減については、MD(ムダ取り)活動を通し、ゴミの分別の見直しやペーパーレス化を推進しています。製品に付随する副資材は、欧州ELV指令/RoHS指令非含有宣言書を入手し、該当成分が含有されてない物品を購入しています。

気候変動の緩和と適用

省エネルギー活動として照明のLED化、高効率エアコンやモーターの採用、断熱保温の水平展開を推進しています。
2月と8月に省エネ月間活動を実施し、全員参加の省エネ推進活動に取り組み、エネルギーの無駄に関する提案と改善を行いました。

環境保護・自然生息地の回復

当工場の排水を流している園部川で2013年より生物多様性保全活動定期的に実施しています。2018年度も3回実施し、水質・水中生物・植物・鳥類などのモニタリングと植物・水中生物の外来種の一部駆除を行いました。今後も外来種の駆除とモニタリングを3回/年、継続して実施していきます。また、この活動内容を10月につくば国際会議場で行われた第17回世界湖沼会議「いばらき霞ヶ浦2018」で報告しました。

生物多様性保全活動の様子

公正な事業慣行

法令順守の徹底

発注業務主従事者は下請取引改善講習会に参加しました。また、資材調達部主催の下請法勉強会に工場内の下請窓口担当者全員参加、法的要求事項について再度認識を深めました。

調達先での労働・安全・職場配慮

公正、透明、自由競争、適正取引を行っています。

コンプライアンス徹底

第7回CSR勉強会で、「弊社のCSRへの取り組みについて」「調達ガイドラインについて」「企業不祥事(コンプライアンス)について」「茨城工場におけるCSRへの取り組みについて」を説明しました。
社内教育として、「コンプライアンス職場学習」を実施(1回/月)しています。

消費者課題

苦情などへの対応

製品に関わる苦情が発生した場合は、迅速に現品を取り寄せ、調査、報告書を作成し、お客さまが納得していただけるよう対応しています。

ユニバーサルデザイン推進

製品に印字するブランドマークについては、消費者を惑わさないよう、タイヤと同一の新タイプに集約する活動を開始しました。

コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

地域との共存共栄

4月に生物多様性住民説明会を開催し、地域の皆さま21名、工場内部より8名が参加しました。

雇用の創出

2018年度は工場近隣の高校より新入社員を2名採用しました。地域の高齢者の方の雇用促進を進め、現在シルバー人材センターから5名の方が活躍しています。

地域貢献

羽鳥地区ふれあい広場に苗木約500本提供、6名参加しました。7月21日に行われた小美玉市環境フェスティバルに出展し、水素で走る燃料電池車MIRAIの展示の他、水素ホースの展示・CSR活動のパネルの展示、苗木約500本を無償提供しました。また、小美玉市ふれあい祭りに出店し、苗木1,440本を一般市民に無償配布しました。
東北の復興・森の再生活動として岩手県大槌町植樹会に苗木を389本無償提供し、ボランティアとして2名が参加しました。

羽鳥ふれあい広場

羽鳥ふれあい広場小美玉市ふれあい祭りでの苗木提供

小美玉市環境フェスティバル

生物多様性保全活動についての住民説明会

生物多様性保全活動の住民説明会を4月に行いました。工場見学を通して、地域住民の方に横浜ゴムおよび茨城工場の環境活動と、生物多様性保全活動についてご理解を深めることができました。

地域社会とのかかわり

自治体および地域法人との交流を推進するため、法人会での意見交換を目的に、定例会議に参加し、市長・議員・各社幹部との情報共有化を行いました。(美野里地区企業連絡会主催 総会 2月1日 11社 14名参加)

工場見学

近隣地元小学校を対象に工場見学を開催し30名(8月)が参加しました。
近隣地域とコミュニケーションを推進しています。