12月8日に富士スピードウェイで開催されたNISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019。
今年で22回目を迎えるニッサン&ニスモファンに向けた年末の恒例イベントだ。そのイベント内で久しぶりにチューニングカーが登場することとなったコンテンツが、TIME ATTACK exhibition。
このTIME ATTACK exhibitionに出場した車両の実に8割がヨコハマタイヤユーザー。今回はラジアルタイヤのアドバンA052で出走した関西サービスのR35GT-Rをクローズアップしたい。
この車両は’07モデルのR35GT-Rがベースで、エンジンのVR38DETTにはHKSの4.1ℓキットとGT1000+ターボが組み込まれ1000psオーバーのパワーを誇るところが特徴。
過去には1分42秒363をマークしているため、41秒台に入れるべくサスペンションと前後デファレンシャル(LSD)のバランスを変更して今回のタイムアタックに臨んだそうだ。
この変更点のおかげで練習走行時はヘアピンコーナーの先にある300Rをアクセル全開で走れるようになったとのこと。本番の走行でのタイム更新に期待がかかった。タイムアタック本番はインラップの後の2周だけタイム計測が行われる。
計測ラップ1周目は第2セクターまではいい調子で来ていたものの、最終コーナーをオーバーランしてしまい1分42秒859のタイムでベスト更新ならず。
2周目は1コーナーのブレーキングでオーバーランしてしまい、この日は自己ベストタイムを更新することは出来なかった。とはいえセクターごとのベストタイムを繋いでいけば41秒台は出る計算。
ドライバーの青木選手も「条件が揃えば41秒台は確実に出ると思います」とのこと。足まわりやデフのセッティングの方向性やアドバンA052とのマッチングも確認できたようだ。
ヨコハマタイヤブースでは、スポーツタイヤからスタッドレスタイヤまで様々な市販タイヤやホイールを展示。
さらにForum Engineering ADVAN GT-R SUPER GT GT500を展示し、高い関心を集めていました。
この他にもヨコハマタイヤに関するグッズ販売なども行い、見て買って楽しめる空間を演出いたしました。
一般の来場者の方の中にネオバを使われている方がいらっしゃいましたので、履き心地などのコメントを聞いてみました。
「前のモデルのネオバから使っているのですが、今のモデルは雨の時でもグリップ力が高く、ブレーキでもよく止まるので安心して使っています」