三島工場(SP)

事業内容

乗用車用タイヤ、レーシング用タイヤ、ライト・トラック用タイヤの製造

敷地面積

112,000㎡

従業員数

943名(2020年12月)

所在地

〒411-0832 静岡県三島市南二日町8番1号

相談・苦情などの受付窓口

三島工場業務課 TEL:055‐975-0800 FAX:055‐976-4322

工場長ご挨拶

松本 俊成

三島工場は、静岡県東部の世界ジオパーク伊豆半島の北伊豆エリア三島市に位置し、世界遺産である富士山を北に望み、雄大な景観と恵みを授かることの出来る地域にあります。乗用車用タイヤ、ライト・トラック用タイヤを主として生産し、モータースポーツ向けのレーシング用タイヤの製造も行っております。

工場は富士山および伊豆ジオパークからの恵みである清流に囲まれており、2007年からの横浜ゴムグループで取り組んでいる「千年の杜」づくりによる植樹活動で、近年、工場前の植樹エリアの清流で初夏には蛍が見られるようになりました。一方、工場周辺は伊豆箱根鉄道の三島二日町駅に近い利便性から住宅地が整備されてきており、排気・排水・騒音の規制管理だけでなく臭気等の感覚的な対応も必要となっており、少しずつ取り組んでおります。

会社としては地球貢献企業を目指していますが、工場では、やはり地域貢献企業を目指していきます。

現在行っている工場周辺の清掃活動や伊豆ジオパークの一つである楽寿園の清掃活動への参加、伊豆縦貫道玉沢IC周辺の保全活動と工場西側を流れる御殿川の生物多様性活動による環境保全および観察を通じ、この地の豊かな自然の恵みを培っていきたいと思います。

2020年度は新型コロナウィルスの影響を受け、操業短縮や在宅勤務を行ない、感染拡大防止措置での3密回避の対策や基本である「うがい・手洗い・マスク着用」を徹底しております。

今後も地域に愛される工場を目指し、すべてのステークホルダーとの信頼関係を構築できるよう取り組んでまいります。

組織統治

コーポレートガバナンスとコンプライアンス

経営方針に示された「社会に対する公正さと環境との調和を大切にする。」を規範として、トップレベルの環境貢献企業になることを全社環境方針に掲げており三島工場として活動を展開してまいりました。また、環境マネジメントシステムを強化する中で環境リスクを低減し地域社会へ貢献するを重点課題にとして、利害関係者とのコミュニケーションを深め、環境汚染・感覚公害の予防と過去の環境トラブル・ヒヤリを定期的に振り返り、先手管理による環境改善を継続的に進めています。

汚職に関する方針

全従業員に対して品質不正防止に関わるコンプライアンス教育を実施し、方針の理解と徹底を図りました。

人権

人権教育

全従業員に対して「コンプライアンス・カード」の配布による啓発と教育を実施しました。
採用活動においても、性別・年齢・障がいの有無で差別をせず雇用をしています。

障がい者雇用・従業員の多様性推進

障がい者の方は13名在籍しております。
総数681名のうち女性は36名、高齢者(60才以上)は44名です。(2020年12月現在)

労働慣行

労働安全衛生

従業員、協力社員の安全と健康の確保が企業活動の基盤であるとの認識の下に、安全、健康で快適な職場を実現するための手段として、OSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の認証を2010年11月に取得しました。全員参加のもとで3S活動を基本とし、リスクアセスメント活動によるリスクの洗い出しから対策や改善によるリスクの軽減を図り、安全衛生活動を推進しています。

従業員の多様性

2020年介護休業取得者は1名、介護休暇取得者は2名です。
2020年育児休業取得者は0名、育児休暇取得者は16名です。

仕事と生活の両立

毎月第2・4金曜日は家族団らんの日として、定時退社を行っています。

職場における人材育成・訓練

従業員に必要な知識・スキルを向上のため、経験年数・役職により実施する階層別教育を実施。必要な時期に必要な教育を実施するため計画を立てました。2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止措置の影響で例年通りの研修の開催はできませんでしたが、感染防止対策を徹底し集合研修11名、三島工場独自の役付研修9名、合計20名の教育訓練を実施しました。

環境

環境マネジメント

ISO14001環境マメネジメントシステムを用い、経営方針に示した「社会に対する公平さと環境との調和を大切にする。」を規範とし、環境方針を宣言しています。環境に与える負荷を低減するために、産業廃棄物の削減、温室効果ガス排出量の削減を主要な課題とし、生産工程の改善やエネルギーの無駄をなくす活動に取り組んでいます。その他の取り組みとしては、法規制対応では自主管理値を設け、自主管理値内での運用を行っています。騒音、臭気、振動など感覚公害に該当する取り組みでは、臭気対策として消臭装置を1台増設しました。工場周辺を取り巻く4町内にお住まいの住民の中から28件(2020年12月現在)、環境モニターとしてご協力をいただき、月1回の訪問にてご在宅時に状況報告ならびにヒヤリングを行い、改善につなげてきましたが新型コロナウィルス感染拡大防止措置として直接訪問するのは控え、近隣住民様も含めダイレクトメールでのお伺いやCSRレポートの配布、お電話での対応を行ないました。
地域への環境貢献の取り組みの中では、全社活動でもある「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトでは、29,616本(2020年12月現在)の植樹活動の他に、岩手県大槌町の大槌学園の植樹会、掛川市の防潮堤「希望の森づくり」、を行なってきましたが新型コロナウィルス感染拡大防止措置により2020年度は中止とさせて頂きました。
国土交通省管轄の伊豆縦貫道・玉沢ICランプ内での育樹活動は少人数で行ないました。

国土交通省管轄の伊豆縦貫道・玉沢ICランプ育樹活動後の風景

※新型コロナウィルス感染拡大防止措置により開催中止(以下、4枚の写真は2019年度の様子)
岩手県大槌町防潮堤づくり

大槌学園植樹会

掛川市の防潮堤「希望の森づくり」

掛川市の防潮堤「希望の森づくり」

生物多様性保全活動の取り組みとしては、近隣河川である御殿川において、上流、中流、下流としたチーム活動を取り入れて水質測定・生物観察ではハグロトンボやコヤマトンボのヤゴ、オイカワやカワムツなどの魚類、クサガメなどのは虫類、また、工場では珍しくカワセミなどの鳥類など多様な生き物が暮らしていることが確認されています。一方、河川に投棄されるゴミが多く、御殿川を美しく保つために少しでも貢献していきたいとモニタリングの後に河川清掃を行っています。しかし、2016年末の河川浚渫により川の中の植生が一掃され、川の多様性がなくなってしまいました。そのため、2019年5月に静岡県沼津土木事務所、三島市及び三島工場の3者による「リバーフレンドシップ」の同意書に調印し、御殿川での植生の再生と水生生物の住みやすい環境の整備に取り掛かりました。さらに工場正門前の農業用水路河川清掃を行った結果、2012年から蛍が生息しはじめ、毎年5月に蛍鑑賞会を実施し、昨年は281名の方がご来場頂きました。今後の生物多様性保全活動に生かすべく進めています。
また、市内の工場では珍しく三島市のシンボルであるカワセミが住み着き、多種様な生き物が暮らしていることが確認されています。
そのため、2019年5月に静岡県沼津土木事務所、三島市及び三島工場の3者による「リバーフレンドシップ」の同意書に調印し、御殿川での植生再生と水生生物の住みやすい環境の整備に取り掛かりました。2020年は2回、従業員の活動から更に広げ、静岡県沼津土木事務所並びに下請業者様にも参加頂き、活動しました。
さらに工場正門前の農業用水路を河川清掃した結果、2012年から蛍が生息しはじめ、毎年5月に蛍鑑賞会を実施し、一昨年は281名の方がご来場頂きましたが今年は新型コロナウィルス感染拡大防止措置による開催を中止とさせて頂きました。今後も生物多様性保全活動に生かすべく進めています。

ナマズ

スッポンとアカミミガメ(工場最終排水口出口)

リバーフレンドシップ第1回協働活動

リバーフレンドシップ第2回協働活動

環境データ

温室効果ガス排出量の削減

温室効果ガス排出量
  • 基準年:1990年を原則としていますが、京都議定書に準じてHFC、PFC、SF6は1995年としています。
  • 温室効果ガス(GHG)の算定方法:環境省・経済産業省発行の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」に準拠しています。
    なお、2009年度の電力購入からのGHG算定は、環境大臣公表の契約電力会社別実排出係数を使用しています。

資源の有効活用/廃棄物の削減

廃棄物データ
水使用量

工場用水として地下水を工場の使用量の9割を使用しています。残りは上水道です。

水・大気・土壌への排出対策

水質汚濁にかかわるデータ

工場で使用した工場用水は、工場内の処理施設で処理後、御殿川に放水しています。

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 規制値 自主管理値 2020年度実績
平均値 最大値 最小値
pH ※5.8~8.6 6.2~8.2 7.5 7.9 7.4
BOD濃度(mg/l) 15 4以下 1.5 2.6 0.5
COD濃度(mg/l) ★120 5以下 2.2 2.4 1.4
SS濃度(mg/l) 20 8以下 1.0 1.0 1.0
鉱物油分濃度(mg/l) 2 1以下 1.0 1.0 1.0
大気汚染物質(NOx、SOx)

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 NOx SOx
排出量(t/年) 20
施設名称 項 目 規制値 自主管理値 2020年度実績
平均値 最大値 最小値
三島工場
コージェネレーション
窒素酸化物濃度※1(ppm)
ばいじん濃度(g/㎥N)
100
0.05
80
0.01
54
0.001未満
63
0.001未満
44
0.001未満
三島工場ボイラー 窒素酸化物濃度※2(ppm)
ばいじん濃度(g/㎥N)
130
0.1
65
0.02
28
0.001
32
0.001
23
0.001

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

副資材・補助材関係はSDSで対象化学物質の有無を確認し、PRTR法で定められた量の取り扱い物質について年1回、国(県)への報告と安全性影響度評価を行っています。
PRTR法に基づく取り扱い物質については、国内生産拠点の安全性評価表を参照ください。

公正な事業慣行

取引先とのかかわり

仕入先サプライヤー様に対してCSR勉強会を開催しました。

消費者課題

消費者とのコミュニケーション

工場見学をしていただいたお客さまに、自動車産業品質マネジメントシステム規格ISO/TS16949認証の取得をご紹介しています。
また、製品納入先のお客さまからの問合せには、迅速に調査しご報告を行っています。

コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

これまで寄せられた主な意見や苦情と対応内容

年2回(春、秋)行なっています、地域住民懇談会では工場近隣にお住まいの方と環境モニター様向けの工場見学会を開催し環境への取り組みなどの説明を実施していますが、新型コロナウィルス感染拡大防止措置により2020年度はCSRレポートの配布を行ないました。三島工場では、地域コミュニケーションの窓口として環境管理事務局が地域モニターとの意見交換を実施し、2020年度は直接訪問を控えましたが294回(うち対話31回)お伺いしました。その内容の多くは騒音・臭気に関するものでした。環境への取り組みなどの説明を行い、意見を取り入れることで、2020年度は外部苦情ゼロという結果となりました。

地域住民懇談会
※新型コロナウィルス感染拡大防止措置により開催中止(2019年度の様子)

サツマイモ掘り

地域社会とのかかわり

工場見学・説明会のご案内

2020年度は工場見学の受け入れ10件、延べ134名が三島工場へ来訪されました。この実績は2月末までの実績で3月以降、新型コロナウイルス感染拡大防止措置で不要不急の工場見学は受入れ中止とし、見学者は0件になりました。

工場見学について

開催日 工場就業日 月曜日から金曜日まで(年末年始、5月連休、8月連休を除く)
受付時間 8:00~16:00
問合せ先 三島工場業務課 TEL:055-975-0800