平塚製造所(HP)

事業内容

航空機用部品、スポーツ用品、各種接着剤・シーリング材、コンベヤベルト、マリンホース、防舷材、その他各種工業品などの製造およびこれら製品およびタイヤに関する基礎研究および設計・開発・評価

敷地面積

285,794㎡(ハマタイト工場を含む)

従業員数

2,306名(2020年12月現在)

所在地

〒254-8601 神奈川県平塚市追分2番1号

相談・苦情などの受付窓口

平塚製造所平塚総務グループ TEL:0463-35-9501 FAX:0463-35-9746

所長ご挨拶

城川 隆

平塚製造所では「横浜ゴムグループの技術、モノづくりの発信基地」であり続けると同時に、横浜ゴムのCSRビジョンに基づき「お客様や地域から愛され、ゆるぎない信頼を得ている事業所」を目指した製造所長方針を掲げています。この方針の中で、環境面では特に地域環境に大きな影響を及ぼす環境流出事故や騒音公害などのゼロ化を、安全面では働く人全ての安全を第一として休業災害の撲滅を目指すとともに、自動車産業の一翼を担う企業として、人身加害交通事故のゼロ化を、防災面では社内のガイドラインに基づく防火・防災レベルの向上と災害発生時に備えたBCPの構築を重点課題として取り組んでいます。また、全ての事業運営を通じてコンプライアンスを徹底することはもとより、人への思いやり、顧客満足、従業員満足、社会貢献を意識して“毎日笑顔で我が家へ帰る”ことをモットーに行動しています。

2020年度はコロナ禍の中、環境・SDGsに配慮したイベント「Think Eco ひらつか」の開催を、パネルによる活動紹介に変更し、地域住民の皆様に「継続した環境活動の姿」をご確認していただきました。自然環境の保護と地域の皆さまとの共生を目的に2007年に「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクト活動で敷地内に植えた約30,000本の苗木は、今年で14年目を迎え、立派な杜に成長しています。現在も自前の苗木を継続的に育て、地域の植樹活動や環境イベントなどへ無償で提供しています。

今後もこうした活動を継続する中で、平塚市の中心に位置する事業所であることを認識し、地域の発展に貢献していきたいと考えています。

組織統治

方針、課題の周知・共有

平塚製造所は複数の事業部、工場、研究開発部門から構成される複合事業所であるため、製造所全体にかかわる方針や課題の周知・徹底、コミュニケーションの向上に努めています。
製造所全体朝礼により、所長方針や安全・環境方針の周知、毎月の製造所会議において全部門長に対し、製造所の課題・トピックスなどの共有を製造所長自らが行っています。

マネジメントシステムによる機能のレベルアップ

製造所全体にかかわる安全・環境については、安全衛生事務局、環境管理事務局が各部門と連携を取りながら、OSHMSやISO14001のマネジメントシステムを適正に運用しています。外部審査の受審だけにとどまらず、内部監査を計画的に実施し、指摘事項・要改善事項のフォローを行い、製造所機能の強化につなげています。

労働慣行

法令順守徹底のために、ハラスメント、個人情報管理など毎月テーマを決めて、部門ごとにコンプライアンス教育を実施し、従業員の知識と意識向上を図るとともに、働きやすい職場づくりに努めています。
また適正な労働時間実現のため、労働時間や休日・海外出張などを労使でチェック、協議する場を設けると共に、労使トップによる働き方適正管理の巡視を行っています。同様に職場の環境改善についても毎年、労使にて改善項目を協議し、改善を推進しています。このような対応により従業員が安心して勤務できる環境づくりを心掛けています。

男女平等の推進

2020年度の総合職における女性比率は20.6%となりました。
今後も女性の採用を推進していくとともに、育児休業・短時間制度の活用、時間単位有給休暇制度の活用、フレックスタイム制度や在宅勤務制度の活用といったことを通じ、ワークライフバランスを推進して参ります。

障がい者雇用の推進

2020年12月末時点で障がい者の雇用率は3.33%となっております。
今後も引き続き障がい者雇用の推進を図るとともに、障がい者が活き活きと仕事ができる職場環境づくりに取り組んで参ります。

安全衛生管理

平塚製造所では2010年7月にOSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)を認証取得後、持続的にリスクアセスメント、KY(危険予知)活動等を主体としたOSHMSに基づく安全衛生管理に取り組んでいます。新規の作業や作業の変更があった場合などにおいては、多くの人の目で作業を観察して顕在するリスクや潜在的なリスクを洗い出す「公開作業観察」を実施して、より安全性の高い作業の改善を進めています。また、安全衛生に関する法的要求事項を順守し、各種資格取得や教育活動を積極的に推進し、人材育成と災害防止に努めています。

交通安全

交通事故の減少に向け全従業員への交通安全教育を毎年2回実施しています。毎月各職場でも交通安全の指導を行っています。
また、毎月1日を平塚製造所の「交通安全の日」と定め、構内放送等を通じて全従業員に交通安全の意識高揚を呼び掛けて、自動車産業の一翼を担う企業としての自覚を持ち、交通事故防止に取り組んでいます。

健康管理

定期健康診断、特殊健康診断など、法律で定められた各種健康診断の100%受診をフォローしています。
また、仕事や生活で不安を抱える従業員に対しては、専門カウンセラーによるカウンセリングの機会を提供してメンタルヘルスケアにあたっています。

環境

環境マネジメント

平塚製造所は1999年7月に取得したISO14001環境マネジメントシステム認証に基づく環境経営を持続的に運営しています。
2012年度からは全社統合の環境マネジメントシステムに移行していますが、横浜ゴム事業所の一つとして、全社環境方針に基づく活動を展開しています。
また、平塚製造所は生産形態の異なる工場や全社の技術研究開発部門など、多岐にわたる事業組織を抱えているため、それらを9の環境ブロックに分けて、全社環境方針に準拠した平塚製造所環境方針の下、日々環境改善活動を進めています。

環境データ

温室効果ガス排出量の削減

温室効果ガス排出量
平塚製造所
  • 基準年:1990年を原則としていますが、京都議定書に準じてHFC、PFC、SF6は1995年としています。
  • 温室効果ガス(GHG)の算定方法:環境省・経済産業省発行の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」に準拠しています。
    なお、2009年度の電力購入からのGHG算定は、環境大臣公表の契約電力会社別実排出係数を使用しています。
ハマタイト工場
  • 基準年:1990年を原則としていますが、京都議定書に準じてHFC、PFC、SF6は1995年としています。
  • 温室効果ガス(GHG)の算定方法:環境省・経済産業省発行の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」に準拠しています。
    なお、2009年度の電力購入からのGHG算定は、環境大臣公表の契約電力会社別実排出係数を使用しています。

資源の有効活用/廃棄物の削減

廃棄物データ
平塚製造所
ハマタイト工場
水使用量
平塚製造所(ハマタイト含む)

水・大気・土壌への排出対策

水質汚濁にかかわるデータ

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

排 水 口 項 目 規制値 自主管理値 2020年度実績
平均値 最大値 最小値
平塚製造所 pH 5.0~9.0 5.91~8.7 7.5 8.5 5.4
BOD濃度(mg/l) 600 430 123 420 17
SS濃度(mg/l) 600 190.0 61 160 26
動植物油分濃度(mg/l) 30 15.0 4 12 1
鉱物油分濃度(mg/l) 5 2.5 1 2 1
ハマタイト工場 pH 5.0~9.0 7.4~8.8 8.3 8.7 7.8
BOD濃度(mg/l) 600 300 58 210 11
SS濃度(mg/l) 600 300 65 280 17
動植物油分濃度(mg/l) 30 15.0 3 9 1
鉱物油分濃度(mg/l) 5 2.5 1 1 1
大気汚染物質(NOx、SOx)

画面を左右に動かすと、表組みの情報がご覧になれます

項 目 NOx排出量(t/年) SOx排出量(t/年)
平塚製造所 3
ハマタイト 0
施設名称 項 目 規制値 自主管理値 2020年度実績
平均値 最大値 最小値
平塚製造所
1号ボイラー
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
635.4
31.0
51.9
23.0
5.4
24.0
5.5
22.0
5.3
平塚製造所
2号ボイラー
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
635.4
31.0
51.9
24.0
5.2
24.0
5.4
23.0
5.0
平塚製造所
3号ボイラー
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
635.4
31.0
51.9
26.0
5.0
26.0
5.3
25.0
4.8
平塚製造所
4号ボイラー
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
635.4
31.0
51.9
24.0
5.1
24.0
5.2
24.0
4.9
平塚製造所
5号ボイラー
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
635.4
31.0
51.9
26.0
4.7
26.0
5.0
25.0
4.5
平塚製造所
6号ボイラー
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
635.4
31.0
51.9
24.5
5.2
25.0
5.3
24.0
5.2
ハマタイト工場
1号ボイラ-
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
180.2
31.6
90.1
20.5
0.6
22.0
0.6
19.0
0.6
ハマタイト工場
2号ボイラ-
窒素酸化物濃度(ppm)
ばいじん量(g/h)
150
180.2
75
136.14
16.0
0.6
19.0
0.8
13.0
0.4

化学物質の管理状況についての報告(PRTR法への対応)

副資材・補助材関係はSDSで対象化学物質の有無を確認し、PRTR法で定められた量の取り扱い物質について年1回、国(県)への報告と安全性影響度評価を行っています。
PRTR法に基づく取り扱い物質については、国内生産拠点の安全性評価表を参照ください。

汚染防止

大気汚染や水質汚濁、騒音などにかかわる各種環境法令や条例による規制を順守するために、規制値よりもさらに厳しい自主管理値を設定し監視測定を行っています。
また、近隣住民の方からの騒音や臭いなどの感覚公害を発生させないように、社外モニターを設置して未然防止に努めています。事業所内のPCB廃棄物については、法令に準じて適正に保管、処理しています。

持続可能な資源の使用

ISO14001マネジメントシステムの目的目標の重要課題に産業廃棄物、有機溶剤、温室効果ガス排出量、水使用量の削減を掲げ環境負荷低減に取り組んでいます。

気候変動の緩和と適応

2月の「省エネ月間」、6月の「環境月間」では、それぞれ本来業務での重点取り組みを設定して、省エネ成果の報告を行うほか、各ブロックの部門長による環境パトロールの実施、毎週2回の定時退社の徹底など、CO2削減に取り組んでいます。

環境保護、自然生息地の回復

2013年度から地域の金目川水系の水資源の保護を目的とした生物多様性保全活動を行っています。
金目川の河川の環境を調べるモニタリング活動は、従業員が体験型で順次参加し、累計で346名が体験しています。
これまでの活動の結果、河原周辺では10種類以上のいろいろな種類の野鳥が観察でき、鳥類の生態は健全な状態であることが分かりました。川の中では、ハゼ類やモクズカニ、川エビなどの生息が観察でき、水生生物の生態は健全な状態であることが分かりました。また、水質は透明度が高いが富栄養化の傾向があることが分かりました。現在は、川底に潜むトビケラ、トンボ、カゲロウの幼虫などの底生生物のスコアリングによる水質評価も進めています。
一方、河原の植生については、オオブタクサやアレチウリなどの外来植物が繁茂し、在来植物が衰退しつつある状況がわかりました。このことから、行政や地域活動団体の方々のご理解とご協力を得て、2014年度から一定区間の河原の外来植物の駆除活動を継続的に行い、植生の変化を観察しています。
また、2015年度からは金目川の水源涵養と里山の原風景の復元等を目的として、平塚市内の旧耕地をお借りして雑木の伐採や手づくりのビオトープの設置など、地域の活動団体の方や大学の研究室の方々と協働で保全活動を行い、生態系の変化をモニタリングしています。
さらに2017年度からは身近な活動場所として、平塚製造所の構内にトンボ池を設置して、トンボを中心とした生き物のつながりを観察しています。
こうした生物多様性活動や2007年に事業所の周囲に植樹した千年の杜の成長に伴う継続的なCO₂吸収固定量調査などが評価され、2017年3月に生物多様性に配慮した工場として「いきもの共生事業所認証®(ABINC認証)」を取得しています。

生物多様性(植生)調査の様子

生物多様性(河川)調査の様子

外来植生除去の様子

参加された皆様

里山保全活動の様子(ひこばえ除去)

とんぼ池に来たアキアカネ

ABINCロゴマーク

公正な事業慣行

公平かつ公正な取引先の選定

新規調達先採用時に対象となる取引先と当社従業員の私的な関係の有無について調査し、公正な取引先選定を行う仕組みとしています。また、「CSR勉強会」開催に際し、コロナ禍での対応として、今回初めて取引先様に勉強会資料を送付による自主学習をお願いし、電子アンケート形式によりご対応いただいたことを確認する方法にて実施しました。

「調達行動規範」の制定と徹底

「調達基本方針」における公正、公平な取引を行う上で調達担当者が留意しなければならない事項、行ってはならない倫理上の問題を示すものとして「調達倫理(調達担当の心得)」を作成し、基本方針と併せ「調達行動規範」として制定しています。
企業コンプライアンスの順守においては、定期的に職場教育を実施し、周知徹底を図っています。

取引先へのCSR活動の展開

2020年につきましては、CSR勉強会において「グリーン調達ガイドライン」をテーマに挙げてサプライチェーンの皆さまと取り組むESG課題等について説明しました。
職場安全としてヒヤリハットの概要や活用いただくため報告のポイントについて紹介しました。
また、昨今重要視されている「情報セキュリティ」については、当社で運用している事例の紹介をしました。
併せて当社が納入しているお客様からのご要望に伴い、「仕入先様と共に取り組むサステナビリティ」についても共有させていただきました。
平塚製造所のお取引先様47社の皆様に参加いただきました。

消費者課題

各工場内で使用する事務用品は、GPN(グリーン購入ネットワーク)データベースに掲載されているエコ認定商品を中心に購入しています。その購入比率は約90%を継続しており、持続可能かつ環境負荷の低い製品の購入を実践しています。

コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

地域協働活動

これまで植樹や河原の清掃など、地域の団体が主催するボランティア活動に、継続的に参加して参りましたが、2020年度は残念ながらコロナ禍で活動を自粛しました。

防災活動

2020年度は残念ながらコロナ禍の影響で、毎年実施されてきた平塚市危険物安全協会が主催する消火競技大会は中止、また防災協定を締結している隣接する平塚盲学校の防災訓練の支援など、地域と連携した活動は自粛となりました。
他方、事業所内で毎年実施している一斉防災訓練は、コロナウイルス感染拡大防止に配慮した机上訓練の形式で、大地震発生を想定して各自の役割分担からの行動を考える訓練を実施しました。

地域貢献

地域交流

Think Ecoひらつか

2020年度はコロナウイルス感染拡大防止に配慮して、残念ながら開催は中止としましたが、このイベントを楽しみにしてくださっている地域の皆様に向け、事業所の外周柵に設置したパネルによる環境活動の紹介に代えさせて頂き、また当社の公式ホームページ上に特設サイトを設置するなど、社内外へ事業所のECOな取組み情報を発信しました。

地域コミュニケーション会に関するアンケート結果

コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、地域コミュニケーション会の開催は中止といたしました。

2020年度 地域貢献・コミュニティ活動一覧

平塚製造所歴史見学会

コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、平塚製造所歴史見学会の開催は中止といたしました。

ボランティア活動

コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、各種ボランティア活動は中止、または自粛としました。

YOKOHAMA千年の杜 苗木提供(合計1,330本)

8月 社会福祉法人進和学園向け 1,330本

平塚製造所 千年の杜苗木提供本数

学校教育支援

コロナ禍にて中止いたしました。

地域行事への協賛、寄付、出展

コロナ禍の影響で活動自粛。

防災活動

コロナ禍の影響で活動自粛。