手軽に日常革命! 現代社会人こそキックスケーターに乗れ

外先で「もっと楽に手早く移動したい」と思ったことはありませんか。歩くのは面倒だけど、折りたたみ自転車も簡単には持ち運べないし…。そんなときに救世主となるのがキックスケーターです。
「え、それって子どもの乗り物じゃない?」と思った方も多いでしょう。しかしながら、今世界を見渡すと交通網の発達した都市部ではメジャーな乗り物になっているのだとか。リーズナブルでありながら、自身の移動能力と行動範囲がグンと上がるキックスケーターの魅力を再発見してみましょう。
2018.06.06

徒歩以上、自転車未満の乗り物を考える

キックボードやインラインスケートなど、徒歩以上、自転車未満の乗り物はたくさんあります。しかしながらコスト・機動性・難易度(諸々衰えた大人も乗れるのか)の3つの観点で考えたとき、最終的に軍配が上がったのがキックスケーターでした。

コスト 機動性 難易度 個人的コメント
キックボード この年齢になって
乗りこなせる自信がない…
インライン
スケート
この年齢になって
乗りこなせる自信がない…
キック
スケーター
前後ブレーキタイプも
3輪タイプもある

しかしここで気になるのが走行上関わってくる法律です。果たしてキックスケーターは公道で走れるの? 自転車と同じ括りなの? 疑問に思い調べるも、ネットには白黒つかない情報ばかり。そんな曖昧さを打破すべく、NPO法人日本キックスケーター協会に突撃してきました。

「移動用キックスケーターであれば公道利用OK」

NPO日本キックスケーター協会ではキックスケーターの普及を目的に、安全講習やイベント運営などを行っています。

「機動性も抜群なので、都市部での移動に適しています。さらに環境にも優しい乗り物として注目されているんですよ」

そうお話をしてくださったのは、代表の丸山清吾さんです。

——ズバリ、公道を走ってもいいの?

丸山さん:結論から言えば『移動用のキックスケーターであれば公道走行もOK』です。購入を検討するとき、第一に確認すべきはキックスケーターの設計です。移動を目的にして作られたのか、おもちゃ(遊具)として作られたのかを明確にさせた上で購入しましょう。移動を目的としたキックスケーターであれば軽車両扱いとなるので、法律上公道の走行も可能です。一方、遊具として設計されているものは、軽車両でも歩行者でもないためグレーゾーン*となってしまいます。

*道路交通法76条4項3号では「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。」を禁止されている。遊具目的で作られたキックスケーターはここでは「類する行為」と分類される。(スケートボートもここに含まれる)

まずは移動用を購入することが重要なポイントです。ここで丸山さんより一言アドバイス。
「外箱を見て『公道で使用しないでください』と表記のあるものは遊具の可能性が高く、『走行が禁止されている場所では使用しないでください』とあるものは公道でも使える可能性が高いです」
不安であれば、メーカーに直接問い合わせてみましょう。

——走行上で気をつけるべき点は?

丸山さん:基本的に考え方は自転車と同じです。ライトなどの保安部品の装着や、暗闇でも目立つような工夫を行うようにしましょう。少し特殊な乗り物なので、練習することも大切です。左右交互に地面を蹴ることで、より楽に進めるようになりますよ。
一番大切なのは保険に加入することでしょうか。万一、事故を起こしてしまった場合に必ず必要になります。さまざまな車両が走る公道を利用するという自覚を持ち、臨むようにしましょう。

「3輪タイプやタイヤの径が大きいタイプなど、進化が著しいのもキックスケーターの特徴です。日本でも有用性が認められ、日常生活の足として活躍してほしいですね」
と語る丸山さん。そんな力強い言葉に後押しされ、筆者もキックスケーターを日常に取り入れてみることにしました。

実際に日常に取り入れてみた! キックスケーターのある毎日

自宅から最寄り駅まで徒歩15分。筆者はこの距離を煩雑に感じていました。自転車だと駐輪のことも考えねばならないし、できることなら電車や車で訪問した先でも気軽に乗りたい……。そんな思いを抱く最中、目の前に現れたキックスケーター、新たな相棒の登場です。

ストラップはギター用のものをアレンジして使用

持ち運びもしたいので、レバーを引けば簡単にたためる軽量タイプを購入。重さは約2.5キロなので、肩にかければ楽々持ち運びも可能です。走ると前輪のLEDライトが点滅するため夜間も安心です。

実際に走行してみると、子どもの頃の感覚が蘇ります。自転車とも異なる新たな風を感じることができ気分爽快です。コツさえ掴めば、段差の乗り越えも急カーブもできるようになります。もっと早く出会っていたかった。
そして結果的には最寄り駅まで、5分で到着することができるようになりました。『楽に、爽快に、効率的に』三本拍子揃った解決方法に大満足です。

走行でのポイントは、ズバリ路面状況を見ること。舗装によって走行性がかなり左右されてしまうので、環境の良い道路を選ぶようにしましょう。

週末、某公園・走行可能場所にて意気込む筆者近影。

移動用のキックスケーターも立派な軽車両です。交通ルールを守り、安全な走行を目指しましょう!

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